子宮頸がん闘病日記 by purie

子宮頸がんと診断され、妊娠も発覚した私の闘病日記

MRI 結果

MRIの撮影データを持って、最初の産婦人科に行きました。

卵巣嚢腫

という病気だと告げられました。

間髪入れずに、この大きさは心配することない、

安心して妊娠にチャレンジして大丈夫だとおっしゃってくれました。

卵巣が腫れているので、きちんと排卵しているか確認する為に基礎体温をつけることになりました。

すごくホッとしました。

ホッとしたのもつかの間、

ただ…、と話し出した先生。

子宮頸がん検診の結果、精密検査が必要なので、

分院で検査を受けるようにと言われました。

…またか。

過去に1度引っかかったことのあった私は、全く気に留める事はありませんでした。

ですが、子供が欲しい私はすぐに精密検査を受けに行きました。

そこでガンが見つかったのでした。

最初に婦人科に行った日

そもそも、なぜ病院に行ったのかと言うと、



生理が終わりませんでした。


元々4〜5日ですぐに終わっていたのですが、

この時は10日経っても終わりませんでした。


結局、14日目でやっと終わりました。



先生にその旨を伝えました。

それに加え、子供が欲しいという旨も伝えました。



診察の結果、

卵巣が腫れていると言われました。

大きさは問題なさそうだけど、MRIを撮りましょう、と。


MRI

高そう…

けど、不妊治療みたいな感覚で投資しよう。


前向き考えていました。



ついでに子宮頸がん検診も受けました。





後日、MRIを撮りに別の病院へ行きました。


撮影の際、わかりにくい部分があったら投薬をする事もあるそうで、その承諾書のサインも求められました。


投薬しない場合もあるけど、念のためだそうです。


サインして、着替えて、撮影へ。



撮影中は、朝早起きだった事もあり寝ようとしてました。


途中で先生が、投薬に来られました。



…うわっ、高なりそうやしほんまに要るんかよ!



とか思いながら。笑



投薬の副作用として、吐き気をもよおす場合があるとは聞いていましたが、


こんなにすぐに副作用が出るとは思いませんでした。

生つばを何度も飲み込んで我慢しました。


普段、健康そのもので副作用なんて感じら事がなかったので驚きました。



この検査結果はCD-Rで渡されました。


婦人科で結果を見てもらうため、また後日婦人科に行きました。



ガンが見つかった日

7月24日

検査した病院から電話がかかってきました。


…検査結果が出るのに10日間程かかるっておっしゃってたのに。


「お伝えしたい事がありますので、なるべく早くご来院お願いします。」


…えっ?


何?何伝えたいん?


どうせガンなりそうな細胞見つかったとかやろ。日帰り手術とか?

子供欲しいのに。



そんな事を思ってましたが、

やっぱり怖くてすぐに病院へ駆けつけました。


「呼び立ててごめんね。

でも、それなりの理由があるんだ。」


「…うん、まぁガンが見つかったんだわ。」



…?

ガン?

あぁ、ちょっとだけやろ?

チュッと取ったらすぐ治る??


先生の話を冷静に聞きながら、そんな事を思ってました。


まだまだ軽く考えていました。



どんな手術になりそうですか?

私が質問しました。


「軽く悪い所を取って、周りのリンパを取って、って感じだと思うよ!」



…えっ???

リンパ取るの?

転移しちゃうから?



うわ、私、ガンや。



そう思うと、涙が溢れてきました。

やっと実感が湧きました。




どれくらいの期間がかかりますか?



わからないけど早くて2週間くらい入院してしたら大丈夫じゃないかな?



…ながっ。



「仕事かぁ。そしたら2週間じゃ足りないよ。入院した倍の期間は家で休まないと。」



わかりました。


そして大阪国際がんセンターの紹介状を書いていただきました。



予約は10日後にしか取れませんでした。






帰り道、涙が溢れてしまいそうでしたが、1駅電車に乗っている間は明日の朝ごはんの事だけを考えるようにしました。


電車を降り、朝ごはんにはパンを買いました。


…そっちのパンも食べたい!って言ったら、病気やし、いつ好きなものが食べられなくなるかわからないからって、

当たり前みたいにくれたりするんやろうな。


そんな事考えてたら歩きながら涙が止まりませんでした。