子宮頸がん闘病日記 by purie

子宮頸がんと診断され、妊娠も発覚した私の闘病日記

ガンが見つかった日

7月24日

検査した病院から電話がかかってきました。


…検査結果が出るのに10日間程かかるっておっしゃってたのに。


「お伝えしたい事がありますので、なるべく早くご来院お願いします。」


…えっ?


何?何伝えたいん?


どうせガンなりそうな細胞見つかったとかやろ。日帰り手術とか?

子供欲しいのに。



そんな事を思ってましたが、

やっぱり怖くてすぐに病院へ駆けつけました。


「呼び立ててごめんね。

でも、それなりの理由があるんだ。」


「…うん、まぁガンが見つかったんだわ。」



…?

ガン?

あぁ、ちょっとだけやろ?

チュッと取ったらすぐ治る??


先生の話を冷静に聞きながら、そんな事を思ってました。


まだまだ軽く考えていました。



どんな手術になりそうですか?

私が質問しました。


「軽く悪い所を取って、周りのリンパを取って、って感じだと思うよ!」



…えっ???

リンパ取るの?

転移しちゃうから?



うわ、私、ガンや。



そう思うと、涙が溢れてきました。

やっと実感が湧きました。




どれくらいの期間がかかりますか?



わからないけど早くて2週間くらい入院してしたら大丈夫じゃないかな?



…ながっ。



「仕事かぁ。そしたら2週間じゃ足りないよ。入院した倍の期間は家で休まないと。」



わかりました。


そして大阪国際がんセンターの紹介状を書いていただきました。



予約は10日後にしか取れませんでした。






帰り道、涙が溢れてしまいそうでしたが、1駅電車に乗っている間は明日の朝ごはんの事だけを考えるようにしました。


電車を降り、朝ごはんにはパンを買いました。


…そっちのパンも食べたい!って言ったら、病気やし、いつ好きなものが食べられなくなるかわからないからって、

当たり前みたいにくれたりするんやろうな。


そんな事考えてたら歩きながら涙が止まりませんでした。