子宮頸がん闘病日記 by purie

子宮頸がんと診断され、妊娠も発覚した私の闘病日記

治療方針

帰省中だった姉がどうしても心配だといって、大きな病院の検査の日についてきてくれました。

 

検査は、健康診断でよくやる様なものでした。

 

採血を5本したのには驚きましたが、、。

 

 

 

いろんな検査が終わりましたが、X線検査の前に妊娠の可能性の話を看護師の方にしました。

 

 

この検査は今日は飛ばす、と。

 

 

 

婦人科の先生の問診には、姉が同席しました。

 

 

まずは紹介状の中に入っていた、私の細胞のサンプルの様なものをご覧になり、

先生は私に質問されました。

 

 

 

 

病名はなんと言われましたか?

 

 

ーガンとおっしゃってました。

 

 

 

このやりとり、見えてはいなかったけど

姉はどんな気持ちになっただろうか。

 

 

 

 

そして、進行具合によっては、このまま妊娠を継続する事も可能だとお話ししていただきました。

ただし、これはあくまで実験的に。

 

 

実際に見てみましょう、という事になり、

姉は退席し、私は診察室に入りました。

 

 

まだ、赤ちゃんが見えませんでした。

排卵が遅れていたのではないかと、おっしゃっておられました。

 

 

基礎体温を付けていたのでそれを後で見せる事になりました。

 

 

 

ガンの進行具合は

 

 

 

…これは進んでますね、

初期ではないです。

 

進んでます。

 

 

ものさし持ってきてー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

診察台から降り、お話をお伺いする事になり、姉にまた同席してもらいました。

 

 

 

 

14ミリ。

 

 

これは7%の人が転移してる大きさだと、言われていたそうです。

私は聞き流していましたが。。

 

 

 

これでは妊娠が終わるまで処置を待っていると母体に危険が及ぶと言われました。

 

 

 

しかし、これから治療に必要な検査を進めるには、胎児がいては進められないらしい。

 

 

 

諦めて検査をするのか、

 

 

リスクを承知で治療を進めるか。

 

 

 

…治療のリスクって、私死ぬって事?

 

それはあかん。

 

 

 

 

今日この後にでも、中絶してくれる病院へ行くかと聞かれましたが、彼の意見も必要だからという事で、この日は

中絶してくれる病院の紹介状と、

次回検査と診察の予約をして帰りました。

 

 

 

帰りに姉とご飯を食べました。

 

 

 

姉から親にどこまで話すかを2人で決めました。

 

 

 

 

いつも2人だと笑って過ごすことが多いけど、この日は無言が続きました。

重たい空気が流れた気もしました。

 

 

 

姉は第二子を出産したばかりでした。

 

 

 

姉妹でこうも違うか。

 

 

 

また明日、と姉と別れて、私はクリニックへ診断書を書いて欲しいと伝えに行きました。

 

 

 

どうだった?

 

先生が聞いてくださいました。

 

 

 

治療方針を考えて下さってたんですが、

妊娠がわかったんで、今はちょっとストップですかね。。

 

 

 

驚いておられました。

 

 

 

 

そらそうやんな。

 

 

 

 

 

 

帰宅後、彼に話す準備をしました。