子宮頸がん闘病日記 by purie

子宮頸がんと診断され、妊娠も発覚した私の闘病日記

決断

よし、新潟へ行くぞ!!!

 

 

 

朝そう決めて、彼にも話して、

頑張ろう!

 

 

そんな話をしてました。

 

 

 

一晩たち、

 

翌朝、

 

 

やっぱり、治療して、

頑張って2人兄弟を目標にしたい!

 

 

 

翌朝、

でもやっぱり、

1人も産まなくなるかもしれないから、

新潟へ行くぞ!

 

 

毎日心が揺れました。

どうしたらいいか、わからくもなりました。

 

 

どちらを選んでも正解。

どちらを選んでも不正解。

 

 

そんな事、決められない。

どうしよう。。

 

私がこれからも生きていきたいから、

小さな命を殺してしまうなんて。

 

待望の赤ちゃんだから、私の命に代えても産みたい。会いたい。

 

 

見つからない答えと、どんどん増してくる悪阻。

気分転換に、と、

出かけたショッピングモールでも途中で気分が悪くなり、休憩ばかり。

 

 

電車で酔い、バスで酔う。

暗い顔になってしまい、

 

楽しい話も気分が悪くて続かない。

 

病気と妊娠の話が1番気になるし、したい。

 

意見が噛み合わずに

言い合いになる。

 

 

今思えば、お互いの事をお互いが考え過ぎたあったかい話だったけど、

辛い、楽しくない、暗い話題ばかりで言い合いになってしまっていました。

 

 

 

君の希望が僕の意見。

 

 

こんな優しい言葉をかけてくれる彼の事も、

 

自分の意見が無いの?って思い始めたり。

 

こんな辛い事、考えたく無いよな。

 

とか。

 

 

私を思う彼に八つ当たりし始めていました。

 

 

 

辛い。

 

 

 

自分で動かないと、誰も助ける事は出来ない。

私の身体だから。

 

 

わかっていても、誰かに決断を委ねたくて、

でも、だれもそんな決断を私に強制できるわけもない。

 

 

勧められても決めるのは自分。

 

 

 

…どうしよう。

 

 

 

逃げたい。

 

 

 

決断をせず、考えることで24時間が過ぎ、

それが私にとって楽になれる方法でした。

それがダメだとわかっていても、

逃げたくなるほど辛い選択でした。